○松田岩夫君 時間がないですか。
○松田岩夫君 松田でございます。 今、川口先生のおっしゃったこととちょっと最初は重なるところがありますが、まず第一に、ちょっと自分の考えといいますか、基本的に我々が置かれている今の世界の状況についての認識について少し共有したいと思うんです。 一つは、ますますグローバルな社会だと、世界は本当に一つだと。ちょうど地球温暖化ということで地球の話をしているわけです。地球の気候をどうするか、日本のかつての
○松田国務大臣 ただいま御決議のありました第三期科学技術基本計画の推進につきましては、イノベーション創出などを通じ、社会、国民に支持され、成果を還元する科学技術を目指し、投資の選択と集中の徹底とともに、基礎研究の推進、すぐれた人材の育成などに重点的に取り組むこととしているところです。 御決議の趣旨を踏まえ、第三期基本計画のもと、世界最高水準の科学技術創造立国の実現に向けて全力を尽くしてまいる所存です
○松田国務大臣 すぐれてリスク管理側の問題でございます。先ほど農林大臣が既に御答弁あったとおりでございます。 私から申し上げておきたいことは、国民の食品の安全を守る、これは最大の使命でございます。そのために輸出プログラムをしっかり守っていただくという前提で評価ができております。 その前提である輸出プログラムがしっかり守られる体制ができるのかできないのか、今一生懸命御努力いただいているところでございます
○松田国務大臣 お答え申し上げます。 委員がおっしゃるとおり、科学技術の成果を国民にわかりやすくする。 現在、経済はおかげさまで立ち直りつつございます。非常に力強いものを感じておりますけれども、その背景には、やはり過去十年間、他の経費が削減されるにもかかわりませず、科学技術に関して一貫してちゃんと支出してきたということも大きいと思います。 例えば、今、一、二申しますと、垂直磁気記録装置という新
○松田国務大臣 お答え申し上げます。 小杉議員御指摘のとおり、日本では、先進国で最も急速に今人口の高齢化が進んでおりまして、また人口減少が昨年から始まっております。 国際競争が激しさを増していきます中で持続的な経済成長を実現するためには、生産性の絶えざる向上と国際競争力の強化が何よりも重要であります。おっしゃるとおり、資源の乏しい我が国が厳しい内外の環境の中で未来を切り開く道は、我々独自のすぐれた
○国務大臣(松田岩夫君) 大石議員にお答え申し上げます。経済産業大臣臨時代理として御答弁させていただきます。 三つ御質問がございました。 第一に、ペットボトルなどの材質や重量について事業者に指導すべきとのお尋ねでございますが、これまでも、リサイクルが容易な設計等に関するガイドライン等に基づきまして事業者の自主的取組を促進してきております。これにより、ペットボトルの無色化や軽量化、ラベルにミシン目
○国務大臣(松田岩夫君) お答え申し上げます。 今おっしゃいますデータ通信サービス契約につきましては、現在、御案内のように、業務・システム最適化計画に基づきまして最適化を実施することになっておりまして、見直しが正に行われているところでございます。御案内のとおりでございます。 その見直しの過程で、今おっしゃるように、予算計上の仕方あるいは財政法上の扱いといったことにつきましても、財務省と調整の上で
○国務大臣(松田岩夫君) 済みません。お答え申し上げます。 今言いました十件で千三百七十億円、千三百七十億円でございます。
○国務大臣(松田岩夫君) お答え申し上げます。 レガシーシステムの中でございますが、データ通信サービス契約がございますのが、財務省三件、全部で十件ございます。
○松田国務大臣 吉井委員御指摘のとおり、原子力施設の安全性、今おっしゃったプルサーマルも含め、あるいは地震に対することも含め、安全性を確保していく、一番大事なことだと思います。特に、きょうお話を伺っていまして、高経年化といいますか、これにかかわる安全問題というのも極めて大事だと意識しております。 したがいまして、委員御案内のとおりと思いますが、内閣府の原子力安全委員会では、国による安全研究の推進というのを
○松田国務大臣 御指摘の記述の点でございますけれども、座長がプリオン専門調査会での議論の内容を確認し、座長代理とも相談の上、まとめておられるものでございます。どういう事情で、だれの指示とかいろいろおっしゃったかもしれませんが、そういうことはございません。もう一度繰り返させていただきますが、まさに座長が、プリオン専門調査会での議論の内容を確認して、座長代理とも相談の上、まとめられたものであると認識しております
○松田国務大臣 答申の附帯事項にございます飼料規制の強化やサーベイランスの拡大の件でございますが、委員御案内のとおり、また、今農林省からも御答弁がありましたけれども、リスク管理を担当していただいております厚生労働省、農水省、両省におきまして、米国側の再調査の結果や、あるいは日本側で行われました意見交換会の結果等を踏まえて、今後の対応を今まさに検討されておられます。御指摘の、アメリカ側のサーベイランス
○国務大臣(松田岩夫君) お答え申し上げます。 財政法上の取扱いにつきましては後ほど財務大臣から御答弁をいただくことにいたしまして、私の方からは現時点で残債の額が幾らあるのかといった点について答弁させていただきます。 御案内のように、データ通信サービス契約を結んでいるレガシーシステムにつきましては、当該契約を解除する際に一定の支払額が生ずるわけでございますが、この支払額が残債と言われておるわけでございます
○国務大臣(松田岩夫君) 委員御指摘のとおり、総合調整をしたり、あるいは今言ったような評価したりする上で本当に調査分析機能、重要だということは、全く私もそう思っております。 そこで、もちろんのことでございますけど、内閣府としては、正に関係各省の調査機能もフル活用させていただいているわけでございます。そういう意味で、例えば今年度決めたこの科学技術基本計画でも、ついこの間、閣議決定もさせていただいたんですが
○国務大臣(松田岩夫君) 今先生がおっしゃったとおり、総合科学技術会議でめり張りを付けさせていただいて、それに従って財務省の方も予算査定なりしていただいているわけでございまして、各省それぞれの目的で、先生御案内のことなんでもうあれですが、例えば連携施策群ということで、今おっしゃった正にライフサイエンスなんかもそうでございますけれども、各省それぞれ役割がございます。それぞれの役割に従って、一つの体系としてでき
○国務大臣(松田岩夫君) ただいま丸山政策統括官が御答弁申し上げましたように、確かに省庁別に見ますと余り変動がないなということはそのとおりであります、過去。しかし、省庁の配分もさることながら、中身だと思うんですね。 重要なことに本当に配分されているかどうかという観点でよく見てみますと、過去の間に、先ほども丸山統括官答弁したように、例えばライフサイエンス、これはまあ重点四分野ということで力を入れてきた
○松田国務大臣 何回も答弁をさせていただいたような気もいたすのでございますけれども、日本のBSE対策についてということで、中間とりまとめ、専門調査会で本当にいろいろ情報収集していただいたり、あるいは海外の専門家からの意見聴取もしながら調査審議していただいて、十六年の九月六日に取りまとめていただいたわけでございます。 まさに、その間多くの意見を聴取して、さらに、八月には東京、大阪、大勢の方から来ていただいて
○松田国務大臣 お答え申し上げます。 今回の委員御指摘のプリオン専門調査会の専門委員の改選でございますが、専門委員にも任期を設けるという内閣府の方針に従いまして、二年の任期を付すために行われたところでございます。具体的に申しますと、十二名全員の辞任願を提出していただきまして、年齢や本人の意向を踏まえ、四月一日付で、再任及び新任の専門委員も含めて任命が行われたところでございます。 委員の御主張の中
○松田国務大臣 お答え申し上げます。 一月に発生いたしました米国産牛肉の脊柱混入事案につきましては、リスク評価の前提といたしました日本向け輸出プログラムが遵守されなかったというリスク管理上の問題であります。したがいまして、プリオン専門調査会が行いましたリスク評価結果の見直しが必要な状況にはないと認識しております。 したがいまして、この評価結果は、今回の改選によって変わるものではありません。 また
○松田国務大臣 お答え申し上げます。 現在起こっております状況は、委員もよく御案内のように、まさにリスク管理側で一生懸命原因の究明と、またその再発防止のために御努力をいただいているところでございます。 EVプログラムが遵守されることを前提に私ども評価をさせて、食品安全委員会のリスク評価が行われたわけでございます。その状態を今どうこうという立場には、状況にはないというふうに思っております。
○松田国務大臣 お答え申し上げます。 今回のプリオン専門調査会の専門委員の改選は、専門委員にも任期を設けるという内閣府の方針に従いまして、二年の任期を付すために行われたところでございます。具体的には、年齢や本人の意向を踏まえまして、十二名全員の辞任願を提出していただきまして、四月一日付で再任及び新任の専門委員も含めて任命が行われたところでございます。 今個々の委員のいろいろな何かコメントのことがございましたが
○国務大臣(松田岩夫君) 私はそのようには思っておりません。今回の任命に当たっても、正に中立公正、正しい任命が行われたものと思っております。委員の個々の方々がどういう御発言をなさっておられるか、またそれに対して私がどう思っているかなどということを私はコメントする立場にはありません。
○国務大臣(松田岩夫君) 食品安全委員会におきます今回の専門委員の改選のことで御質問でありますけれども、専門委員にも任期を設けようということで内閣府で方針が決まりまして、それに従って行ったものでございます。 当然のことながら、改選に当たりましては、食品安全委員会の適切な運営という観点から、専門委員としてふさわしい学識経験を有する候補者のリストアップを進めまして、中立公正な立場から科学的な議論を尽くしていただくと
○松田国務大臣 お答え申し上げます。 今委員お話しになっておられます登記を初めとした行政手続のオンライン化につきましては、平成十三年一月にIT戦略本部が決定いたしましたe—Japan戦略におきまして、「二〇〇三年までに、国が提供する実質的にすべての行政手続きをインターネット経由で可能とする。」ことと位置づけておりまして、これに基づきまして、登記など各手続を所管いたします各府省におきましてオンライン
○国務大臣(松田岩夫君) 何遍も実は答弁させていただいているんですけれども、輸出プログラムが遵守されること、そのための今御努力がなされているわけでございます。 そういうことでございますので、私ども食品安全委員会がいたしましたリスク評価そのものを見直すという状況にはないという、これも答弁も何遍も実は申し上げておるんでございますが、それに尽きておるわけでございます。
○国務大臣(松田岩夫君) お答え申し上げます。 今、リスク管理側でございますそれぞれの大臣から、特に今は中川大臣から答弁ありましたように、今一生懸命やっていただいているところでございまして、それを今私としては、食品安全委員会を通じ、あるいは事務局を通じ、あるいは直接いろいろ御報告を聞いている段階でございます。 今御質問のありました点については、現段階で申し上げる状況にはないと存じます。
○国務大臣(松田岩夫君) お答え申し上げます。 委員御案内のように、現在原子力安全委員会では、原子炉施設の耐震安全性に対する信頼性を向上させることを目的とした耐震設計審査指針の改定に向けた議論を進めております。 現在、議論は大詰めの段階にあると聞いております。原子炉施設の耐震安全性については、国民の皆さんの関心も高いことであり、私としても、是非早期に取りまとめが行われるよう尽力したいと思っております
○国務大臣(松田岩夫君) 先ほど御答弁したところでございますけれども、正に我が国におけるプルトニウム利用の透明性の向上の観点から妥当なものと考えると原子力委員会は判断しておるわけでございますが、私もそう考えております。
○国務大臣(松田岩夫君) お答え申し上げます。 我が国のプルトニウム利用につきましては、厳に平和の目的に限っていることについての国内外の理解と信頼の向上を図るため、原子力政策大綱に示しておりますとおり、利用目的のないプルトニウムを持たないとの原則の下で行うこととしておりますことは委員御案内のとおりでございます。 平成十七年度及び十八年度に六ケ所再処理工場のアクティブ試験により回収されるプルトニウム
○国務大臣(松田岩夫君) その点も含めてさっきあるいは答弁もちょっと一部入っていたのかもしれませんけれども、いわゆる今おっしゃったアンカーテナント方式、簡単に言えば国による長期調達保証とでも言いますか、実質的な意味で。おっしゃるように、この官需によって需要を支えていく、取りあえず民需のみに頼っていくだけでは当面支え切れないといった面ありますので、国による正にアンカーテナント方式というものを大いに検討
○国務大臣(松田岩夫君) 正に産業として育てていくと、委員おっしゃっているように、これからの大きな課題だと存じます。 御案内のように、今おっしゃった十六年九月の我が国の宇宙開発利用の基本戦略におきまして、宇宙開発において産業化を推進するには、実証機会の増大を通じて市場の拡大を図ることが必要と、正に申しておるわけでございます。ロケット打ち上げに関しては、政府の人工衛星の打ち上げに国産ロケットを優先的
○国務大臣(松田岩夫君) 今回、白浜委員御指摘のように、連続した打ち上げ成功、大変喜んでおります。 〔委員長退席、理事芝博一君着席〕 HⅡAロケットにつきましては、平成十六年九月に総合科学技術会議で決定いたしました我が国における宇宙開発利用の基本戦略において、信頼性の確保を最重視し、確実な打ち上げを行う方針としておりましたので、今回の連続した打ち上げ成功は、その取組が着実に行われてきたものというふうに
○国務大臣(松田岩夫君) 委員御指摘のとおり、近年の科学技術を取り巻く状況を見ますと、国内では少子高齢化の進行、あるいは国民の安全や安心への一層の期待、あるいはまた外を見れば地球的規模での環境問題など、様々な課題がございます。こういった課題に対応するために、科学技術の果たすべき役割はますます増大しておると存じます。 こういった認識の下で、第三期基本計画におきましては、その基本姿勢として、社会、国民
○国務大臣(松田岩夫君) お答え申し上げます。 第一期の科学技術基本計画では、平成八年度から十二年度までの五年間に約十七兆円、第二期の計画では平成十三年度から十七年度までの五年間に約二十四兆円との投資総額を掲げさせていただきました。投資総額の実績は、第一期は十七兆六千億円でございました。第二期では、実績値が二十一・一兆円となりました。厳しい財政事情を背景に、掲げさせていただきました投資総額には二期
○国務大臣(松田岩夫君) 西銘議員御指摘のとおり、地域経済の活性化あるいは地域雇用の創造という意味では科学技術の果たす役割はとても大きいと。最近、これを科学技術駆動型の地域経済発展と私ども申さしていただいておるんでございまして、こうした観点から、政府としては、既にただいまお述べになりました知的クラスター創成事業やあるいは産業クラスター計画を始めとする関係各省それぞれいろいろな諸施策を進めておられます
○国務大臣(松田岩夫君) 佐藤委員御指摘のように、その時々の情勢に応じて国民の皆さんに正しい理解を得るために十分な情報提供を行っていくということは食品の安全行政の上でもとても大事なことでございまして、御案内のように、食品安全委員会といたしましても、それぞれの段階で議論を公開したり意見交換会を開催したりいろいろな努力を積み重ねてきておられます。これからもそういった努力は、当然今も行っていただいておりますけれども
○国務大臣(松田岩夫君) 科学技術政策及び食品安全を担当する内閣府特命担当大臣並びにIT担当大臣として、所信の一端を申し述べさせていただきます。 資源に乏しい我が国が未来を切り開き、世界の中で名誉ある地位を占めるには、知恵を生み出し、活用していくほかに道はありません。その知恵の根幹が科学技術でございます。 総合科学技術会議は、第三期科学技術基本計画における科学技術投資の総額を、一定の前提の下、約二十五兆円
○国務大臣(松田岩夫君) 私は、食品の安全担当大臣でございます。黒岩先生おっしゃるとおり、食品の安全のために心血を注いでおるつもりでございます。 法律上は、先生御自身、法案に参加されたと先ほど事務方からお聞きいたしまして、御履歴をお読みするとそんなことも感じたわけでございますが、この前も松野先生でしたか、同趣旨の御質問がありました。 私の責任は、改めて申し上げさせていただきますが、リスク評価機関
○国務大臣(松田岩夫君) 御案内のように、私ども取りあえずリスク評価でございまして、もう先生自身は法案作成にも御参加なさってよく御案内のことと存じますが、管理側の方でしっかり対応していただく問題であり、また本件の場合は、正に遵守が前提で評価をさせていただいてきておるわけでございます。そういう意味で、今正に、なぜ遵守できなかったのか、いろいろ正に米側とやっておられる最中でございまして、この段階で私からこれ
○国務大臣(松田岩夫君) 先ほど委員長から御答弁あったことと同趣旨でございますが、リスク管理側の問題でございまして、私の方から特に申し上げることではないのではないかと、本件についてですね、そう思います。